格安サーバーの目的別の正しい選び方

格安サーバーの目的別の正しい選び方

サクラサーバー無料SSLのエラー

サクラサーバーの無料SSLを使用したところ、以下のメッセージが出てサイトが表示されなくなった。

ドメイン設定が「マルチドメインとして使用する(推奨)」に設定されている場合は「www.xxxx.com」も利用中のレンタルサーバIPアドレスに設定されている必要があります。
お客様のドメインの名前解決ができないため無料SSL機能をご利用いただけません
検索したところ1日待てばいいということで放置していたわけだけど、変化がない。


もともとサクラサーバーの無料SSLは、他社のまともなサーバーの無料SSLと異なり、リダイレクトによって実現している。
たぶん、サポートのレベルが下がったせいだろう。

そのため、共用SSL(いずれ廃止されるサービス)を解除してしまうと、サイトが表示されなくなる。

つまり、丸一日以上サイトが後悔されない状態が続く。


使ってはいけないサクラサーバー

そういうことで無料SSLを使用しようとしたときには、サクラサーバーは使用してはいけない。
危険すぎるのだ。

数年前までは、サポートにそれなりのレベルのサポートがいてこういったことは起こらなかったのだが。

レオサーバー同様危険なサーバーになり下がってしまった。

ワードプレスのサイトをSSL化で使用するのに他のサーバーにはない「プラグイン」の導入を迫られる。

そのため、同一ドメインでサーバーだけを変えようとするとDNSを変更したときにこれまた半日以上のタイムラグが発生しる。

同一ドメインでサイトを丸ごと引っ越しする方法はこちらにあります。
失敗しない all in one wp migration で丸ごと移行、丸ごと引っ越し
何かしらの理由でドメインを変えることなく、サーバーを引っ越し、移行するのであれば、※サクラサーバー、※レオサーバーは絶対やめた方がいい。

※同系列の価格帯サーバー

同系列の価格帯であれば、エックスサーバーの動きににているスターサーバーをお勧めします。

気持ちとしては、エックスサーバーの方が仕様面で大きいのでエックスサーバーをお勧めしたいところですが、単純に月額のコストだけを考えるとスターサーバーが快適です。


無料SSLでサーバーを丸ごと引っ越し、丸ごと移行する

グーグルで掲載ランクに今後影響すると言い放ったサイトのSSL化(https で呼び出す)ですが、

慌てて無料SSLを使用できるサーバーに引っ越そうと思ったりするわけですが、

間違ってもサクラサーバー、レオサーバーなど考えないように(笑)


サクラサーバーの無料SSLは、前述のように他社とは違うリダイレクトによって実現しています。

同一ドメインでサーバーを変えようとしたとき、以下の手順になりますが、完全に躓きますし、

引っ越しにかかる時間(待ち時間)が大幅に増えてしまいます。

  1. バックアップ
  2. 引っ越し先にドメインの領域を作成
  3. DNS書き換えここの待ち時間が異様に長い
  4. 無料SSL設定ここの待ち時間が異様に長い。しかも失敗確率が高い
  5. リカバリー

同一ドメインでサーバーだけを引っ越す場合の具体的な手順は、こちら
失敗しない all in one wp migration で丸ごと移行、丸ごと引っ越し