格安サーバーの目的別の正しい選び方

格安サーバーの目的別の正しい選び方

カラフルボックスの評価・口コミ【性能/障害/Wordpress】

レンタルWEBサーバーとしては使えないカラフルボックス




災害に強く、安心安全とWEB上のサイトの評判や口コミでいわれているレンタルサーバーの「カラフルボックス」ですが、本当にそうでしょうか?

WEB上の口コミや評判がよいので申し込んで使ってみたのですが、その結果・・・

カラフルボックスの口コミや評判、サポート体制の高評価


カラフルボックスのいい口コミや評判が高評価な理由としてあげられるのが「カラフルボックス」がサイト上でうたっているキャッチコピーです。

具体的にどのようなものかといえば。

  • カラフルボックスは高速

    カラフルボックスは、SSD(SSDは、ざっくりいえばアクセス速度の速いハードディスク)、LiteSpeed というOSを使っているため、口コミや評判では「高速」と言われています。
  • カラフルボックスは安全で災害に強い

    地域別のバックアップのため、ユーザーの住む地域に災害があってもWEB上のデータは保持される
  • カラフルボックスは LiteSpeed(ざっくりいうとWEBサーバーのOS)採用

    LiteSpeedというバーチャルCPUを採用したレンタルサーバーです。
  • カラフルボックスの操作は、cPanel を採用しているのでわかりやすい

    cPanel という操作パネルを採用しているのでアイコン形式で操作がわかりやすい



などが「カラフルボックス」押しのポイントになります。

カラフルボックスの口コミや評判の検証

結論をいえばそれって嘘じゃない?ってことです。
  • カラフルボックスは高速

    カラフルボックスは、SSD(SSDは、ざっくりいえばアクセス速度の速いハードディスク)、LiteSpeed というOSを使っているため、口コミや評判では「高速」と言われています。

    レンタルサーバーのSSDの採用

    SSDは、まちがいなく高速です。
    (高いけど)SSDのハードディスクを使ってみてください。
    内臓ハードディスクより、外付けでUSB接続のSSDハードディスクの方が高速です。
    それだけSSDは速いということです。

    コンピューターの処理速度は、CPUの速度やメモリーよりも大量にデータを保存してあるハードディスクのアクセス速度がボトルネックになっています。

    どんなに高速なコンピュータでも頻繁にデータをやり取りするハードディスクが遅ければせっかくの高速CPUやメモリでも意味がなくなってしまいます。

    最近は、SSDという仕様のディスクが登場し各レンタルサーバーで採用されています

    が、

    どこに力を注ぎどの部分を高速化するかがカギです。

    例えば、OSの入っている部分だけにSSDを使えば、ユーザーに恩恵はありません。
    なぜならOSはマシンの起動時にそのほとんどの部分をメモリーに読み込んでしまっているので、動作中はOSの部品をディスクを読みにいく回数が多くないから。(マシンの起動速度は速くなるけど起動時のみの恩恵)

    ユーザーのデータ部分にSSDを使えば高速になるのは間違いありませんが、それじゃコストがあわない。

    なのでSSD採用といっているレンタルサーバーは、アクセス頻度の高いユーザーのデータ以外の部分で高速化を図ります。

    それでも既存のマシンよりはSSDマシンの速度が上がることは間違いありません


    LiteSpeedの採用

    LiteSpeedは、少ない資源を効率的に使うOSです(ざっくりいえば)。現在は多くのレンタルサーバーはアパッチと呼ばれるOSを採用しています。

    LiteSpeedの「少ない資源を効率的に使う」というところがポイントね。

    LiteSpeedのレンタルサーバーのプランの仕様をみると vCPU という単位の仕様があります。
    vCPU とは、「仮想CPU」とよばれ、単位時間当たりのCPUの使用時間というとわかるかな?

    共有サーバーでは1つのマシンを何人かで共有して使用しています。
    資源であるCPUは1つ。これを何人のユーザーでわけるか。
    例えば、CPUの稼働60秒を60人で分けると一人 1vCPU。

    それに対し、仕事が発生したらcpuを割り振るという考え方もあります。

    OS が LiteSpeed だから「速い」ということにはなりません。
    Speedという名前に騙されてはいけません。マシンを使う側にとって Lite で Speed なわけではありません。

    少ない資源を効率的に使うOSを採用していますってだけのことで、ユーザーにメリットがあるかどうかはレンタルサーバー側でどのようにサーバーを構成しているかで変わってきます。


カラフルボックスは安全で災害に強い

地域別のバックアップのため、ユーザーの住む地域に災害があってもWEB上のデータは保持される

どのレンタルサーバーも、うちの隣にあるわけじゃない。


これ、めちゃめちゃ言葉のマジックですよね?

レンタルサーバーのマシンがおいてある場所は、あなたの地域でなければ同じ環境です。

東京の方が東京のサーバーを使っていれば、それは危険です。

が、通常レンタルサーバーは、ミラーバックアップをとってあります。

同じ部屋にミラーサーバーをおいておくような馬鹿なことはしてないでしょう。

それをさも意味ありげに広告しているのが地域サーバーの話です。

でも実際あなたの借りている、もしくは、借りるサーバーがどこにあって、そのミラーはどこにあるかをチェックすることはそういう意味では大事です。




  • カラフルボックスは LiteSpeed(ざっくりいうとWEBサーバーのOS)採用

    LiteSpeedというバーチャルCPUを採用したレンタルサーバーです。

    前述のように だから、何?ってことです。

    少ない資源を効率よく運用することができるOSを採用しているというだけの話。

    それはつまり、サーバー会社側のコストが低く抑えられるようになっていますってことであって、別にユーザーにメリットがあることではありません。

    ユーザーは、高速に安全に使えればそれでいいわけです。低額には貢献していると思いますが。
  • カラフルボックスの操作は、cPanel を採用しているのでわかりやすい

    cPanel という操作パネルを採用しているのでアイコン形式で操作がわかりやすい

    カラフルボックスの操作は、cPanel を採用しているのでわかりやすいの嘘

    cPanel は、低コストのWEBサーバー操作パネルです。

    低コストだから、世界で採用されているだけで別に使いやすいからではありません

    視認性に優れているとか言ってますが、アイコンが目新しいってだけで文字の方が理解しやすい。


    操作がわかりやすい。というのもどうかと思います。操作は、クリックだけ。


    だけど、例えばデータベースの設定が楽かといえばそんなことはありません。

    データベースの設定で必要になるのは、データベースの設定、それを使うユーザーとパスワードの設定。

    cPanel では、「データベース(MySQL)」を追加して、それを利用する「データベースユーザー」を追加します。

    次に、データベースのデータベースユーザーに設定した「データベースユーザー」を追加してあげます。

    つまり3ステップ。

    これがオリジナルの操作パネルのエックスサーバーであれば、データベース名、ユーザー名、パスワードを入力してあげればおしまい。

    さて、cPanelとくらべどちらが使いやすいでしょう?








  • カラフルボックスは、致命的な欠陥のあるサーバー


    今後改善されるかもしれませんが、今現在は間違いなくユーザーあ側から見ると欠陥品です。

    ただし、この欠陥は、カラフルボックスに限ったことではありません。

    最近いわれている LiteSpeed を採用しているレンタルサーバーすべてに関連すること。。。かもしれません。

    少なくともWEB上の口コミや評価で高評価を言われている MixHost にも言えることです、さらにロリポップのハイスピードプランにも言えることです。

    結論を言えば、LiteSPeedを使用しているレンタルサーバーはCPUパワー不足で多くのアクセスに対応できない。

    実際にカラフルボックスを使って出た問題


    ネット上のカラフルボックスの口コミや評価は抜群でした。
    それでお試しを利用してみたのですが、リアルタイムのチャットサポートが心地いい。
    即座に返事をくれます。

    そこで1年の継続を申し込みました。
    普通に動くものだと思って。

    ドメインも移管して、ファイルをアップロードしたのですが、なかなかドメインが反映されない。
    ドメインは、カラフルボックスの外のレジストリに保管してありネームサーバーを切り替えたのですが、まったく。

    まぁ時間がかかるのだろうとあきらめて、カラフルボックスの仮ドメインで作業を開始しました。
    が、FTPでデータをアップロードすると、その仮ドメインが約1~5分ほどのアクセス不能に陥ります。

    さらに、他のサーバーで動いていたCGIが動きません。
    特に特殊なライブラリを使ったCGIではなかったのですが、CGI負荷エラーで落ちます。

    サポートに聞いても「あの資料を出せ、この資料をだせ」と情報集めだけで明確な回答が得られません。

    私は、曲がりなりにもプロなので調べてみました。
    アクセスエラーの原因も「HOSTが応答しない」
    CGIエラーも「サーバー負荷」

    「これもしかしてCPUのパワー不足?」

    サポートのその旨伝えたところ「制限の上限にひっかかってます」との回答。
    使ったのは、BOX1というプラン。

    FTPでファイルアップロードするユーザーは少ないかもしれません。
    簡単インストールでインストールしたワードプレスは簡単に動きます。

    が、ワードプレスのプラグインの中ではwp-cron という自動実行をおこなうプラグインがあります。
    それらは、たぶん被害にあいます。

    さらにアクセスがそこそこあるサイトだとアクセスできないユーザーが出る可能性が大。
    これ、WEBサーバーとして使える?

    さすがに問題あるとおもったのか「返金」してきました。

    が、これってどう? つまり気が付いた人間は追い出して既存のユーザーさんは、現状のまま。
    今後申し込むユーザーさんも被害にあう。

    つまり、カラフルボックスとはそういうサーバーです。


    まともに動かないのはカラフルボックスだけじゃない、MixHostの口コミと評価

    同じ現象が MixHost でも起こります。
    ただし、MixHostの場合、アクセスエラーではなく、FTPの接続ができなくなります。

    FTPをつないだままだと気が付かないのですが、FTPでファイルをアップロードしてすぐにFTP接続を切り、再度接続しようとするとつながりません。

    ※サクラサーバーでも似たような現象が出ますが、サクラサーバーの場合FTPを再起動すると治ります。

    MixHost もLiteSpeedを使っています。

    つまり、少ない資源を効率的に使うOSです。





    カラフルボックスの評価・口コミ【性能/障害/Wordpress】まとめ

    カラフルボックスに限らず、MixHost、ロリポップのハイスピードは、アクセスエラーが発生します。
    数人の同時アクセスならば、耐えられますが(カラフルボックスのBOX1ではそれもNG)、数十人単位でアクセスするとアクセス不能者が出ることが推測されます。

    それでよければ、低価格で見た目上の仕様の上限値が少ないサーバーなのでいいのかもしれません。

    ですが、そういった点を考慮しSSDを採用していてそこそこ高速なサーバーを探すと結局のところ「エックスサーバー」と「スターサーバー」しか見当たりませんでした。






    カラフルボックスの評価・口コミ【性能/障害/Wordpress】おまけ


    ワードプレスサーバーとかって、ワードプレスが高速なサーバーとかも出てます。
    見た目は、速いのかもしれません(体感不能)、でもワードプレスには裏側で動くプラグインもあります。
    あなたが見えないところで不具合を出しているかもしれません(私は、実際Wp-Cornが動いていない、アクセス解析が時々こぼれるという現象を体験しています)

    カラフルボックス、MixHost、ロリポップのハイスピードに代表される「俗にいう高速サーバー」ですが・・・

    CPUをマルチCPUにしてCPUパワーを上げたプランを現状の料金で出してくるならば、これは低価格、高性能なサーバーとして使えると思います。

    が、

    それはコスト的に無理でしょう。

    そういう仕様のサーバーでレンタルしてくれる良心的なサーバーの会社(NTT系ではない)の価格を見てください。
    高いでしょ?それだけのコストがかかるからあの値段なんです。

    それだけの速度を求めるユーザーさんを対象にして良心的に(普通だけど)提供しているサーバーです。